この記事はハムスターの飼い方STEP.3の続きの記事です。
ハムスターの飼い方:習性
暗くて狭いところが好き
野生のハムスターは土の中のトンネルで生活しているため、暗くて狭いところが大好きです。
ケージの中ににトンネルになるおもちゃや地下を作ってあげると喜びます。
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頬袋に餌をつめて貯蔵庫に貯める
頬袋はハムスターのトレードマーク。ハムスターはエサを自分の決めたところに溜め込みます。
時折入らないだろうと思われるものを無理やりつめて持っていくのも可愛いです。出すときには自分の手でほっぺをぐいぐい押して、頬袋の中身を出します。
お米やお餅など(ハムスターにあげるものではありませんが)誤ってハムスターが頬袋に入れてしまうと、中に張り付いて取り出せなくなり、食べ物が腐って病気になることがあります。
柔らかくくっつきやすい食べ物を与えないように気をつけましょう。
歯が伸び続ける
ハムスターはげっ歯類で、歯が伸び続けます。
固いエサをあげたり、かじり木を入れてあげることで歯の伸びすぎないようにします。
↓我が家で愛用している硬いハムスターフード タンパク質もしっかりとれます
かじるものがないと、歯がどんどん伸びて餌を食べれなくなり、病院で歯を切らなければいけなることがあります。
かじるものは別途、固いエサやかじり木を与えてください。
目が悪い
ハムスターはものすごいど近眼で、明るさや動きや物体は見えても、はっきりとした形は見えていないようです。
体から臭いをだしてマーキングしているので、ケージ内などは目を瞑っていても動き回ることができます。
水槽の外側で観察する際は光を遮ったり、動いたりするとびっくりすると思いますが、動かずにじーっと見る分には、人間に見られていることにまったく気づかないので、ハムスターの自然な様子を観察できます。耳はいいので音もできるだけださないように観察しましょう。
ハムスターにあげていいもの、だめなもの
食べていいものも、たくさんあげると毒になることがあるので、
ハムスターにあげていいもの、だめなものは書きませんが、
人間にとって健康な野菜類や、売ってあるハムスターのおやつも、
たくさんあげれば肥満や病気の原因になることがあります。
主食のペレットは食べ過ぎることはないため、たくさんあげても大丈夫ですが、
その他の野菜、おやつ、種などは、ペレットをメインで、副菜として食べれるような量をあげましょう。
ハムスターは1匹に一つのケージが必要
2匹ハムスターを飼いたい場合、ケージは2つ必要です。
小さい頃は兄弟どうしでいっしょに暮らせることもありますが、
ナワバリ意識が強いため、大人になると喧嘩するようになります。
いままでなんともなかったのに、ちょっと出かけてる間に、血まみれになるぐらいの喧嘩をすることになります。
弱いほうのハムスターが死ぬこともあります。
24時間、ハムスターをみはれるわけではないので、今仲が良くても、絶対にケージはわけましょう。
オスとメスを飼って子どもを産ませたい、というときも、オスメスはいっしょには暮らせません。繁殖のときだけ会わせます。
子どもを産むことは雌にとっても体に負担になりますし、多い時で14匹も生まれる子どもの里親探しも大変です。
幸い、一人で暮らすことが好きなハムスターですので、生涯1匹だけを買うのもおすすめです。
ハムスターの飼い方:老年期
老年期のハムスターは寝ている時間が増えます。
毛並みが悪くなります。
食べる量が減ります。
運動量が減ります。
足腰が弱くなってきます。
どうぞ、最期までかわいがってあげてください。
若い時はアスレチックのように遊べるおうちを作ってあげますが、老年期のハムスターは以前のように動こうとして、怪我をしてしまうことがあるため、
できるだけ段差のないバリアフリーのおうちにします。
老年期用のエサに変えるのもおすすめです。
食欲が落ちていたり、固いエサを食べるのが辛そうな時は、ペレットを砕いてあげたり、最後、ペレットが食べれなくなった時はピューレをあげていました。
7.かわいいハムスターのあるあるネタ
いい写真が撮れたら追記していきます。
ティラノザウルスのポーズー二本足で立つ、ミーアキャットみたいな動きをします。
別荘作り
どこでも登るー目を離すとどんどん登るので注意が必要です
冷蔵庫裏から出てこないー冷蔵庫裏は入れないようにしていますが、隙をついて入られた時はなかなかでてきません。
両手でもって食べる
食べる音が可愛いー小さいお口でしゃくしゃく言います。
意外と足音がうるさいー小さい足ですが、歩いている音がわかります。かわいい。
ぬいぐるみの中にまぎれるーあれ、どこいったー?とおもったらぬいぐるみ棚にいました。シルバニアファミリーかと思うかわいさ
↓シルバニアファミリー(本家)
頬袋に入らないものを入れようとするースティックニンジンとか、ヤングコーンとか、長いビスケットとか、無理だよ、諦めようよ、って思う物をぐいぐい詰め込んでいきます。
頬袋に詰め込みすぎたことによるツチノコ化
この記事ではハムスターの習性・老年期・あるあるネタをとりあげました。
次の記事ではSTEP.5 困った時は?を扱います。
※インターネットからの知識もいいけど、飼育本を1冊買って、しっかり読むのがおすすめです。こちらの本は小学生にもわかりやすい、ふりがなつきの飼育本、ハムスターの体の作りなど、細かく説明されています。
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