マニキュアと違って水仕事などをしても落ちないのがジェルネイルのいいところですが、
2週間を過ぎると爪が伸びて根本が目立ってきます。
ジェルネイルが伸びてきたらどんなふうに対処したらいいでしょうか。
セルフジェルネイルをしていない方の対処と、セルフジェルネイルをしている方向けの方法、マシンを使用したフィルインの方法を取り上げていきます。
伸びても気にならないデザインにする
ジェルネイルの付け替えに通うのも大変です。また頻繁な付け替えは爪を傷めてしまいます。
サロンに通っている方は4週間に1度ぐらいの頻度で付け替えするといいですが、
4週間も放置していると爪の根本は5mm〜1cmほど伸びてきてしまいます。
はっきりしたカラーのものだと目立ってしまうため、
根本部分をクリア、もしくはナチュラルカラーにすると、あまり気になりません。
ジェルネイルが伸びてきたら根本を別色で塗る
最初から根本部分がクリア、もしくは自爪の色に近いナチュラルカラーのデザインを選べば、ジェルネイルが伸びてきても目立たないとはわかっていても
せっかくなのでいろんなデザインを楽しみたいですよね。
根本をゴールドやラメなど、デザインに合うカラーのマニキュアで塗るという方法もあります。
段差がでないように、少しやすりで段差部分を削って、
別カラーで根本を塗って、
最後にクリアカラーで全体を塗れば、段差をごまかせそうです。
一時的にごまかすのにはいいかもしれませんが、
明らかに伸びた部分を塗ったようなデザインに見えてしまうと残念ですので、ちょっとセンスがいりそうです。
ジェルネイルが伸びてきたらミラーネイルでごまかす
先程の別カラーでごまかす、と同じですが、
今回はジェルネイルを使用したごまかしです。
マニキュアで根本を塗るよりも、ミラーパウダーなどを使用する方がデザインが馴染みやすいです。
セルフジェルネイルをしたことがない方は
・やすり
・ノンワイプトップジェル
・ミラーパウダー
・ジェルネイル用の筆
・ネイルライト
が必要です。大体100均で揃います。
爪の伸びてきた部分にノンワイプトップジェル→ネイルライトで硬化→ミラーパウダーをすりつける→トップジェルをミラーパウダー部分(残したい部分)に塗る→ネイルライトで硬化→ミラーパウダーがはみ出た部分があればエタノールで拭き取る→全体にノンワイプトップジェルを塗り段差を無くしネイルライトで硬化
試しにこちらの丸2週間経過して気になってきた根元の伸びた部分にミラーネイルをしてみます。
根元部分だけ追加でミラーネイルをした状態
横から見ても段差が目立ちません。
100均のミラーの輝きが物足りなかったので、私が使用しているのはこの2点です。
アイシングジェルでぷっくり感も出せます。
ジェルネイルが伸びてきたら思い切って落とす?
根本が気になるので思い切ってジェルオフしたい!という方もおられるかもしれませんが、4週間経っていないのにジェルをオフする、ということを繰り返すと
爪がかなり傷みます。(経験談)
またジェルオフは時間もかかるし、結構面倒です。
無理矢理剥がすようなことをすると、爪表面の層が剥がれてかっさかさになってしまいます。
そのため、ジェルネイルが伸びてきたから、もう自分で落とす、というのはおすすめしません。
ネイルマシンで表面をオフする
セルフジェルネイラーであれば、ネイルマシンで表面をオフしてネイルをやり直すのがおすすめです。
フィルインと呼ばれるベースジェルのみの一層残しはグリーンネイル(隙間にカビ発生)になりやすく、一層残すのも難しいので自爪を削って傷つけてしまうことがあり、初心者には向いていないと言われています。
わたしは一層、までうすくないのですが、カラー部分の表面をマシンでオフして、ジェルを重ねていく、という方法でジェルネイルの伸びてきた根本部分に対処しています。
もしセルフジェルネイルをされている方で、ネイルマシンでのオフをしている、してみたい、という方がいれば是非お試しいただきたいです。
セルフジェルネイルでフィルインやってみる
今回はこちらのネイルのフィルインぽいもの、やっていきます。
もともとジェルネイルが伸びてきても根本が目立たないカラーにしていますが、
実際のジェルネイル部分はこの青く塗った部分になります。
伸びてきた根本部分が赤の矢印部分です。
2週間以上経過して、ちょっと気になってきました。
横から見ると、段差がついています。
まずこの①の爪先の部分の角をやすりで削ります。
角が削れてすっきりしました。
それからこの横から見て段差になっている②の部分をネイルマシンで削っていきます。
私はプチトルLというネイルマシンを使用しています。安いネイルマシンだとこのジェルオフをしていると数ヶ月で壊れてしまったので、ちょっと奮発して、冷却ファン付きのプチトルLにしました。
フィルイン①ゴールドビットで削る
ゴールドビットはすごく削れます。怖いぐらい削れるので、皮膚とかに当たると痛いです。怪我するので本当慎重に使います。
自爪を削ったら爪が痛むので、絶対にベースジェルを超えないように、本当にカラー部分だけを削るつもりで使用します。カラーが少し残ってても次の工程でまた削るので、欲張らなくて大丈夫です。
特にこの横から見た時に段差になっている部分を、滑らかになるようにゴールドビットで削ります。(写真ボケボケですみません)
フィルイン②サンディングバンドで削る
サンディングバンドはもともとジェルオフのためのものですが、ゴールドビットほど削れません。
そのためゴールドビットで削り残したところを丁寧に削っていきます。
サンディングバンドも自爪には当たらないように気をつけていきます。
フィルイン③やすりで表面を整える
ゴールドビット→サンディングバンドでカラーがとれて、段差などの大まかな形を整えたら、
最後やすりのビットで表面を整えます。
このやすりは自爪にあたっても平気なものです。
ゴールドビットやサンディングバンドで表面は粗く削れているため、
次のベースジェルがしっかりのるように、自爪も含め段差や凸凹をなくしながらやすりがけしていきます。
甘皮処理で仕上げ
最後甘皮処理ビットで爪の両端、根本を仕上げれば、次のジェルネイルの下地は完成です。
わたしはひたすらこの方法で、ジェルネイルが伸びてきたら、
カラーのみをオフして色を変えて行っています。
↓ここまで仕上げればいつも通りジェルネイルができます。
セルフジェルネイルのフィルインのコツ
もともとベースジェルを塗る際に重ね塗りなど厚みを出すことで、その後のフィルインでカラーを削る際に自爪を傷つける心配が減ります。
自爪を傷つけないように、ゴールドビット、サンディングバンドはカラーだけを取る、という気持ちで丁寧に使用します。
自爪にも使えるやすりでも、多少のカラーは削れるので、少しカラーが残っている部分などは自爪にも使えるやすりのビットで最後仕上げるようにします。
追記…フィルインもめんどくさくなってきたので、もちがよくて落としやすいネイルを研究してみました。

ジェルネイルが伸びてきたらまとめ
・サロンでネイルをしている方は、できれば4週間我慢できる、根元の伸びが目立たないデザインがおすすめ。
・2週間程度で自分でジェルオフを繰り返すと、爪がかなり傷む。
・マニキュアで別カラーで根本を塗ると違和感が出やすい
・ミラーパウダーを使用してジェルでリペアすると馴染みやすい
・ネイルマシンがあればフィルインにチャレンジしてみる。
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