ハムスターとお別れした日

ハムスターのこと
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ちょっと切ないタイトルをつけてみました。

落ち着いたら書こうと思ってたんですが、少し落ち着いたかな。どうかな。

書いてたらまた悲しくなってきそうですが、この記事ではかわいいハムスターを飼う前に考えておきたいこと、楽しいハムスターライフを送るためのススメをまとめていきます。


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ハムスターを飼う前の心構え

わたしが久しぶりにハムスターを飼うとき、心に決めていたことがあります。

それは…

ペットロスにならないこと!

なぜかというと、大切なペットが亡くなったときにあまりにショックを受けると2度とペットが飼えなくなるからです。

というか、長年ハムスターを飼ってきたけど、数年飼うのをやめたのが、やっぱり死んだときの別れを想像すると辛いからでした。でも数年の間、ずっとハムスターは気になる存在だったんです。死んだときのことを考えると飼えなくなる、それなら死んだときのショックをできるだけ和らげていきたい、飼う前から、ペットロスにならないよう注意して行こう!

そう思ってやっと自分の気持ちを納得させて数年ぶりにハムスターを飼うことができました。

ペットロスにならないように注意していたこと

のめり込まないようにする

ハムスターはとってもかわいいんだけど、2、3年の寿命なので思い入れを強くしすぎないように気を付けていました。

あくまでわたし流儀なので、そこまでしてハムスター飼う?と思われるかもしれませんがそこまでして飼いたかったんです。幸い、ハムスターは単独行動が好きな生き物です。触れ合いは一日に1度ぐらいであまり愛情を注ぎすぎないよう気を付けました。

ハムスターは懐く

飼い始めは臆病な子も多いです。環境の変化に警戒したりします。でも徐々に飼い主に慣れてきます。そうなると

ハムスターはすごいかわいい

慣れたハムスターは自分から飼い主によってくることがあります。合図をしたら走ってきてくれます。かわいすぎる。

老化とともに別れを意識する

青年期にはすごい運動神経でカーテンの上部までよじ登っていたハムスターも2年経つ頃には老化の影響が出てきます。うちのにょっき君もやはり2年経つ頃に毛並みは荒れ始め、前ほど活発に動かなくなりました。

もしかして、ある日突然、、、

そう考えると悲しみに耐えられるのか不安になってきました。その日が突然来たときに動揺しなくていいように、動かなくなったにょっきをティッシュに包んで埋めるイメトレをしていました(暗い)

でも結局不安なので、、、

ペットロスが不安な方は2匹目を飼うことを考えてもらいたい

悲しみを癒すには別の子、もちろん個体により性格が違い、悲しみが完全に癒える訳ではありませんが、別の子がいると気が紛れます。

亡くなってから次の子を飼うのももちろんいいんですが、冬など繁殖期からずれている場合、希望の個体がその時期に販売されていないこともありますし、愛するハムスターをなくした直後は次の子を飼うのが怖くなっているかもしれません。

それでうちではにょっき君のストレスにならなそうな女の子を飼うことにしました。違う部屋で散歩させていたのですが、やはり臭いには気付くようで、初めての女の子の臭いに意外とにょっきくんは活発になっていきました。

このまま意外と3年、4年って生きれるのでは?と思い始めましたが、、、

突然の苦しそうな様子

ある日、散歩の時間、にょっきは出てきませんでした。まあそんな日もあるかなと思った翌日、久々に出てきたにょっきは目を閉じたまま、お座りして隅っこにいます。お腹がふくふくと、苦しそうに早く動いていました。こんなにょっきを見たのは初めてでした。出そうとしても嫌がります。心配ながらも、何もできず、見守ることにしました。

なんとか生きる2週間

おうちを上り下りする仕様にしていたのですが、お水やご飯をいつでも食べれる、飲める場所に移動しました。ほぼ寝床から出てこないので、寝床の目の前に色々なご飯をおきました。大きめのカリカリは砕いて、カリカリも食べるのが難しいかもしれないので、はむはむピューレを置いてあげると食べているようでした。

人間が起きている時間にはまったく起きてこなくなったので、寝床の目の前と寝床から上に登ったところにも餌を置いておき、どれぐらいの範囲を動いているのかチェックしました。後半になってくると上に置いていた餌はそのままになっていたので、上にはもう登ってこれないんだと思いました。

亡くなった朝

毎日、いつ亡くなるんだろうと不安で見ていました。常に呼吸の苦しそうな様子に、早く楽になってほしい、と思うこともありました。

ある朝にょっきは寝床で亡くなっていました。あの苦しそうだった日から2週間ちょっと経っていました。眠ったまま亡くなったように見える、安らかな寝顔でした。もう体は固くなっていました。にょっきは2年6ヶ月生きました。

ずっとイメトレしていた通り、寝床を取り外し、巣材をにょっきから外し、何度も撫でて、ティッシュに包み、小さな箱に入れました。スコップを持って外に出ました。

悲しいけど、あまり悲しまないようにしました。感謝とともににょっきを埋めました。

ハムスターが亡くなった後のペットロス

にょっきを埋めた日、2匹目に飼っていたハムスター、ぐうちゃんを部屋に散歩させました。

今までにょっきがいた場所に、もうにょっきはいないけど、ぐうちゃんが回し車を回している、それは少し悲しみを和らげてくれました。

でも自分で思っていたより、にょっきがいない悲しみはなかなか消えません。思い切って、我慢している感情を出した方がいいのかな、と何度か大泣きしたけど、やっぱり寂しいです。でもなんとかこんな記事を書けるぐらいにはなりました。

とにかくかわいいにょっきでした。亡くなったのはとても悲しいけど、にょっきと暮らせてよかったです。まだキンクマの写真を見る気持ちにはなれないんだけど、半年後には少し思い出を振り返れるかな、と思います。

ちなみに、夫もとても悲しんでいたのですが、にょっきが死んだのは悲しいけど、すぐ次のキンクマを飼えば見分けはつかないと思う、とか言ってました。たしかに、キンクマ ってみんなかわいい。にょっきが一番だけど。完全ににょっきだな、って思うぐらい顔が似てる子もいるし。

ということでにょっきの死から1ヶ月、なんだか、またオスのキンクマを飼いたい気持ちも少し出てきました。まだまだ飼いませんが。

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