楽天モバイルは1GB以下のデータ利用の方は、月額料金無料!という破格、すでに格安なのですがIIjmioのeSIMとセットで使うとかなりお得になるそうです。
この記事では楽天モバイルとIIJmioの併用をおすすめできる人、併用時の注意事項をまとめています。
2022.05追記
楽天モバイル0円プラン廃止については記事の最後に追記しています。
IIjmioのeSIMとは?
IIJmioは格安simの業者の一つですが、2021年4月1日からeSIMデータプランゼロというサービスで新プランをだしています。(以下IIJmio/eSIMより引用)
eSIM(イーシム)は、通常の物理的なSIMのようにスマホに挿入する必要がなく、ウェブサイトから契約する事で、すぐにその場で使えるようになるデジタル的なSIMになります。
eSIMが使える端末は、現在ご契約のキャリアと併用する事ができるので、電話とネットで通信会社を分けたり、通信料や通信状況などによって切り替えて使う事ができます。
eSIMとは今使用しているスマホや回線はそのままで、副回線としてネット上で契約できるというものです。物理的なシムカードが届くわけではありません。
画面表示はこんな感じで、主回線と副回線と、回線が2つあり、使用する回線を選択できるんですね。
IIjmioと楽天モバイルを併用すると何がお得なの?
楽天モバイルは1GBは無料ですが、3GBで980円、その次は20GBまでというプランです。
今回楽天モバイルとIIJmioのeSIMとの併用で料金がお得になるのは1GB以上20GB使う人。
かなりの割合の人が当てはまると思います。
楽天モバイルで1GB以下、IIJmioのeSIMで20GB使用した場合、楽天モバイルは無料、IIJmioは1500円、通話料はRakutenLinkを使えば無料、ということで1500円で通話し放題20GBのデータ通信ができてしまいます。
※eSIMではデータを使い切ると低速化するのではなく通信自体ができなくなるそうです。21GB(楽天モバイルの無料1GB含む)以上使う可能性のある人は料金が逆に高くなる可能性もあるので要注意。
楽天モバイルだけで20GB未満使うと1980円、さらに20GBを少しでも超えてしまうと2980円になります。
eSIMはデータ通信、ドコモ網のみで、2GBは400円、4GBは600円、8GBは1000円、15GBは1300円、20GBは1500円となる。
ケータイWatchより引用
楽天モバイルにお金が入らない心配になるプランですが、消費者にとってはお得すぎる使用方法です。
さらに楽天モバイルではパートナー回線は5GBを超えると速度制限がかかります。楽天モバイル自社エリアでの利用でもパートナー回線が使用され速度制限されることもあるので、IIJmioのeSIMと併用して安定した通信ができれば安心ですね。
IIJmioのeSIMの始め方、初期費用は?
eSIMは物理的なSIMカードが必要ないので申し込みから開通まで30分くらいでできます。
初期費用は税込3300円と、SIMプロファイル発行手数料税込220円です。
キャンペーンで上記費用が無料なこともあります。
IIJmioも楽天モバイルも、使用できる端末が限られているので前もって確認しましょう。
楽天モバイルの通信のメリットとは?
これでは楽天モバイルの通信を使う機会がなくなってしまいそうですが楽天モバイルのネット回線を使うメリットはあるのでしょうか。
IIJmioとの併用は色々と注意が必要
2社との契約ってちょっと面倒ですよね。
IIJmioでの契約、初期手数料が必要ですし、毎月のデータ通信量を管理していないとIIJmioでどれぐらいのデータを購入するのか、判断が難しいです。
回線の切り替えをし忘れて、主回線の楽天モバイルで1GB以上使ってしまうと+980円かかるので逆に料金が高くなってしまいます。
また20GB(楽天回線含み21GB)以上使う人も、データを追加購入しないとやはり楽天モバイルで料金が発生してしまいます。
・毎月1GB以上使うものの、絶対に20GB以上は使わない人
・毎月のデータ使用量を管理できる人
・回線の切り替えなどを意識して使える人
・契約や手続きが面倒じゃない人
・ちょっとでも金額を安く抑えたい人
自社回線と他社回線
楽天モバイルは4大目のキャリアとして回線エリアを拡大中です。
まだ自社回線が入らない、という場所もありますが、今後回線エリアが拡大していくことを考えるとMVNOの他社回線エリアよりも通信の質が上がることが期待できます。
楽天モバイルとiijmioのesimを併用してみた
iijmio、キャンペーンで初期費用がほぼかからないようだったので契約してみました。eSIMということでオンライン契約のみ。数分で申し込みは完了します。
初月の料金は日割計算になっていて、4ギガプランを契約したのですが、使用できるデータ量も日割になってました。
自分の端末でeSIMを使用するためのプロファイルダウンロードがQRコードで表示されるので、別端末に一度送信してから読み込みました。(別端末がない人は直接URLからダウンロードできるのか??)
申し込み完了から10分ほどでは手元の端末でIIjmioの回線が使用できるようになりました。通信のスピードも特に問題ありませんでした。
プロファイルのインストールが済むと、スマートフォンの設定から、モバイルデータ通信やデフォルトの音声回線をどちらの回線で取るか、選択できるようになります。また電波状況が悪い時にもう一つの回線に自動切り替えにするかも選べます。
現在使用済みのデータ量はIIjmio→会員専用ページ→サービスの各種変更・利用状況照会→ギガプラン→データ量→データ残量・有効期限で確認できます。このデータ残量がなくなると、IIjmioで通信ができなくなり、楽天回線を使うことになるので、たまにデータ残量をチェックしてます。
1ヶ月は繰り越しできるようなので少し多めに契約してもいいかも。
楽天モバイルとIIJmioのeSIMの併用まとめ
楽天モバイルとIIJmioのeSIMはとってもお得なプランですね。ただよく注意して使わないと、逆にお金がかかることがあるので要注意です!
また主回線、副回線の切り替えが必要のため、誤って楽天モバイルで1GB以上使ってしまうとお金がかかる。
今回はIIJmioとの併用について書きましたが、楽天モバイルは通話料無料、通信費1GB以下無料という、破格のサービスです。自宅にインターネットがない場合など、通信量を気にせず使い放題で使う場合でも他社と比較してもとってもお得です。
楽天モバイル0円プラン廃止
新規加入者は2022年7月から、既存ユーザーは実質2022年11月から、1GB未満でも有料プランになることが発表されました。
iijmioとセットで利用する場合、2022年6月までに楽天モバイルを契約していたユーザーであれば、11月以降は楽天モバイルに1078円かかるため、iijmioとセット契約するメリットがなくなってしまいます。
iijmioの音声セットプランも安くておすすめです。
月額無料のpovoとのセットも考えるかもしれませんが、6ヶ月に1度はpovoで有料オプションの利用が必要なため、また少し頭を使わないといけません。
無料通話を利用したい方、通信量を気にせず使用したい方、楽天グループをよく利用する方であれば、楽天モバイル単体で引き続き利用する方がお得です。
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