【ブログ】粉瘤の治療1:耳のしこりの痛み経過と診察

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ピアスの跡の耳のしこり、治る?

若い頃、ピアスを開けたものの、

金属アレルギーを発症し、みかんのようなじゅくじゅく耳になってしまい、

ピアスを塞きました。

その後気づいたら、片方の耳たぶだけしこりがあることに気づきました。

片方の耳はきれいに何もない状態ですが、

片耳はイヤリングをつけようとすると痛い部分があるのです。

ネットで調べたら、良性の腫瘍で、ほっといてもいい、手術でしか取れないというから

手術してまでとらなくていいわーと思い、放っておきました。

いちにょっき
いちにょっき

ピアス跡の耳のしこりは、長年消えないのならずっと残るやつです。

耳のしこりが炎症を起こして痛い

困ったことになったのはピアスを塞いで15年以上経ってからです。

しこりが大きくなってる気がしてたけど、触らなければ痛みもないし気にしていませんでした。

ある日、横向きで寝ている時に、耳を潰して寝たことがきっかけだったのかと思いますが、

痛みが出てきました。

しこりが炎症を起こし、腫れてきました。

色が赤くなりました。まだかわいい感じですが、地味に痛いです。

写真はグロテスクなので、写真をもとにしたイラストを掲載します。

耳裏の画像です。

耳のしこり炎症

このタイミングで病院に行きました。

この耳のしこり粉瘤(ふんりゅう)と言います。アテローム・アテローマ・皮下腫瘍ともいいます。

皮下に袋状の部分ができ、そこに膿や垢が貯まるので、その袋状のものを取り除く手術が必要です。

皮膚科では手術できないので、粉瘤/(地名)で検索してクリニックを決めました。

わたしが行ったのは形成外科です。

クリニックのホームページに粉瘤治療について記載がない場合は、一度対応してもらえるか電話で問い合わせた方が良さそうです。

手術する覚悟で病院に行きましたが、日帰りだし、ちょっと取るだけだし、大した手術じゃないかと思っていました。

粉瘤は腫れた状態だと手術はできないとのことで、

炎症を抑える抗生物質の飲み薬が処方されました。

粉瘤の炎症がひどくなる

飲み薬を3日飲んだのですが、粉瘤はどんどん膨らみ、真っ赤になってパンパンに腫れました。

耳のしこり炎症

この時期はいつもなんか痛いなーという感覚があります。

抗生物質を飲んで3日経過する頃、このパンパンの粉瘤は青黒く変色し、表面がしろっぽく固くなってきました。かさぶたのような硬さです。

粉瘤の経過

そしてある日、破裂?しました。

皮が破けて中の膿がドロドロでてきました。

破裂した粉瘤

破裂したと言ってもパンっとはじけたわけではないんですが、

パンパンにはれすぎて、皮が千切れて、中の膿が出てきた、という感じです。

粉瘤まわりの皮膚がたるんでます。

このときは常に膿と体液が出る感じでした。

ニキビパッチを貼って絆創膏を貼って過ごしました。

その後また数日、体液はほぼ出なくなりましたが、ちょっと硬めの膿がひたすらでてきました。こんなに膿でるんだーってぐらい。

徐々に膿も少なくなり、ニキビパッチを貼りながら傷を治しました。

初診から2週間経過する頃、膿はほぼでなくなり、しこりの腫れもおさまり、気にならなくなりました。

炎症を起こす前の状態に近くなり、この状態なら困らない、という状況でした。

粉瘤経過

粉瘤は手術しないと炎症が再発する

一旦炎症が治っても、粉瘤が残っている限り、また数ヶ月後に再発することが多いそうです。

またあの、炎症を起こして腫れてズキズキする経験をしたくないなーと思い、

しかもまた炎症を起こしてしまうと、炎症が治まるまでは手術もできなくなってしまうので、

手術は嫌ですが、早く受けようと思いました。

粉瘤手術は短時間の日帰り手術、3日間は固定するので、

耳の裏だから3日間は頭が洗えないと言われたのですが、

3日ぐらいならなんとかなるか、と思い、

気楽に手術をすることにしました。

3日目午後からは普通通り予定を入れました。

軽い恐怖の手術体験は次の記事に続きます。

【ブログ】粉瘤の治療2:手術当日の痛みと金額
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