ハムスターがなつかない時は?なつき度チェック

キンクマのオスハムスターのこと
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我が家にあたらしいハムスターがやってきました。

名前はむぎくん。

オスです。

我が家ではキンクマとしては2代目になります。

かわええ。。

今回はペットショップで購入したので、(ここ2回は個人ブリーダーさんから購入してたので手乗り訓練が終わってた)

久々にゼロからハムスターと人間との信頼関係を作っていきます。

飼い主
飼い主

うちのハムスター、数ヶ月たってもまだびくびくしてるんだけど?

ハムスターなつかないという方は、ゼロから信頼関係をつくる参考にお読みいただければと思います。

ゴールデンハムスターとジャンガリアンハムスターは多少なつき方も違います。

個人的にはジャンガリアンの方が恐れが少ない気がします。

この記事はゴールデンハムスターを意識して書いてます。

細かいなつかせ方は別記事にもまとめていますが

今回は新しい子がきたので、

時系列も含め書いていきたいと思います。

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なつき度ゼロ:警戒MAX期

ペットショップで購入すると、1週間は触らないでくださいね。と言われます。

ハムスター自身が環境の変化で様子を見ている時期に触ってしまうと

信頼関係の出だしから失敗してしまいます。

こちらが無害であることを感じて安心してもらいましょう。

1週間の間は朝と夜、声がけをしながらペレットの餌だけ入れます。

ハムスターが起きてる時間を狙いましょう。

こちらからは構わず、

ハムスター
ハムスター

この声が、この音がすると、エサが出てくるんだな。

とだけ感じてもらいます。

目標:エサを与える存在で無害であることを感じてもらう(接触しない)

様子見の時期

むぎくんは1週間経過しても、まだケージ内を歩き回ってはいないようでした。

エサもすべて巣箱に持ち帰ってしまいます。

床材があまり使われていない感じや、うんちが落ちていないことで、

生活範囲がわかります。

ハムスターは自分のテリトリーを熟知しているので、

ケージ内が自分のテリトリーになるとニオイをつけながら動き回るはずです。

こんなに安心して暮らせるように接触を最小限にしているのに、

ケージ内も安心して動けないんだな、と思うと

逆にかわいそうになってきます。

ハムスター
ハムスター

ぼくらにも性格がありますからね。3日ぐらいで慣れるやつもいれば、数ヶ月かかるやつもいますよ。

目標:生活範囲を確認してケージ内でくつろげているかチェックする

なつき度1:ケージ内ではくつろいでいる

ちゃんとハムスターのテリトリーを守ってあげると、ケージ内は安心できる場所なんだ、ということを覚えていきます。

ケージに頻繁に手を入れたり、無理やり触ろうと手で追いかけると、

ケージ内も恐怖の場所になってしまうので、

ケージ内はハムスターの個人部屋なんだ、という気持ちで、

どうしても世話のために手を入れるときは、「お邪魔します」の気持ちを持つといいかなと思います。

ということで、むぎくんは2週間立つ頃にやっとケージ内を散策するようになりました。

回し車も夜中にこっそりするのではなくて、

人がいる時間帯にもするようになりました。

目標:ケージ内で安心して過ごしてもらう(ケージにむやみに手を入れない)

なつき度2:人間から隠れない

人間の存在や人間の手が見えてもぴゅっと逃げなくなったら、

また少しなつき度があがったことになります。

ケージ内が自分のテリトリーとして安心して過ごせる場所になって

さらに世話する人間の存在が、害を加えるほどの恐怖ではないとわかり出したこの頃に

朝と夜の2回、餌を入れてあげて起きてきたタイミングとかで、

できれば決まった時間に

おやつタイムを作ります。

目標:声がけや餌やりで人間を認識してもらい、近づいてくるか様子を見る

なつき度3:手渡しでおやつが食べれる

最初ははむはむぴゅーれ、細長くきったにんじん、キャベツなどで

人間の手から距離が取れるようにおやつをあげます。

長い棒状のエサを食べるハムスター
距離があれば手からおやつが食べれる

無理やり食べさせずに、必ずハムスターの方からくるのを待ちます。

だんだん手との距離が近くなってくるので、

ここも根気強く1週間ぐらいかけて行ってください。

最終的に小さなひまわりの種なども指から食べてくれます。

むぎくんは3週間たつ前に手渡しひまたねが楽にできるようになりました。

目標:おやつを手渡しであげて、「手」がお得な存在だと感じてもらう

なつき度4:手の上のおやつが食べれる

手渡しで怖がらずにおやつが食べれるようになったら

今度は手の上におやつをのせて、取りに来る練習をします。

手のひらのエサを食べるハムスター
手のひらのエサを食べれるようになる

ここも根気強く1週間ぐらいかけて行ってください。

ちなみにここまでまったくこちらからはハムスターを触ってません。

掃除でどうしてもハムスターを出すときは手袋を使ってさっと両手ですくって移動させてます。

慣れない時期に触ると恐怖を感じますが

手袋を使うことで、人間の手とは違うものだと認識してもらい、

人間の手への恐怖を和らげられると思います。

目標:「手」は安心だと感じて、興味を持って知ってもらう

なつき度5:外に出たがり出す

むぎくんの場合、1ヶ月立つ前に、夜ガタガタと暴れ出しました。

ハムスターは自分のテリトリーを広げたがります。

まずはハウスの中、それからケージ内、ケージ内がテリトリーに入ると、

さらにその外を知りたがります。

この、出たがり出した時期に次のステップを訓練します。

手に乗ったら出れることを覚える学習です。

ハムスターの手乗り訓練
人間の手に乗ると外に出れると覚える

手が外に出るための便利なエレベーターだと感じてもらいましょう。

これも1日に2回あるといいなと思います。

出たがらないときは出さなくていいです。

むぎくんは1ヶ月立つ頃には

人間の気配がすると扉の前に来て、

おやつを求めたり、手に乗ってきて外出したがったりするようになりました。

初期の頃全部巣箱へ持ち帰っていたエサも、エサ箱に残すことができるようになりました。

信頼関係が深まってるように感じます。

目標:手に乗ると外にでれる人間がくるとおやつもらえるなどメリット覚えてもらう

なつかないハムスターをなつかせるステップまとめ

むぎくんの場合は1ヶ月ほどで手乗りになり、びくびくすることもなくなりました。

こうなると、さっと両手ですくって持ち上げても、手を怖がってないので大人しくしてくれます。

ステップを飛ばすと信頼関係のないままでずっとなつかないかもしれません。

・ハムスターから近寄ってくるのを待

・むやみやたらにちょっかいをかけない

・ケージ内安心して過ごしてもらう

徐々に接触を増やして人間のメリット学んでもらう

心当たりがあれば、なつき度ゼロの目標からやり直してみてください。

せっかく懐いても毎日の接触がなくなればまたなつかなくなります。

逆に恐怖を今抱いていて全然懐かなくても、時間をかければなつくようになると思います。

↓こちらの記事ではハムスターが噛んでくるなど問題行動をおこすほどのなつかない状況を取り上げてます。

↓この記事では餌やり時のなつかせ方をもっと詳しく説明しています。

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